「学習をする上での基礎」とは?

学習をする上での基礎」が大切という事をお話しましたが、では、どのような能力が必要でしょうか?

まずは、国語の能力です。これは人間が社会生活を営む上で必要なリテラシーとも言われています。 先生の話を聞いて理解する力、自分のアイデアを話す力。この2つが一番重要でしょうね。

お受験で次に必要なものが、目で見て判断する力 これは本やモノの動きを見てその違いや動き方を細かく認識する力です。たとえば、○なのか◎なのかそれとも●なのか、それぞれの違いを正しく判断するということです。

そして、運動能力や、物の位置関係を正しく判断する力、そして道具を正しくする力が必要です。

また、何よりも、「考える力」! 自分で善悪を決めて行動する力が「学習をする上で必要な基礎」ということになります。

いろいろなものを正しく見て理解する力をぜひ身につけさせましょう。

学習の楽しさを子供に感じてもらうために…

お受験というよりも、これは入学したあとを見据えての話ですが、小学校に行くからには、やはり勉強はしなければならないわけです。しかし、それを子供たちに楽しいと感じてもらわねばいけないわけです。

そのために必要なことは、「学習する上での基礎」をしっかりと身につける必要があります。

「学習する上での基礎」というのは、いわゆる「学力」ではありません。つまり、たくさんの知識を知っているということでないのです。 むしろ、「学習し、それを身につけていくために必要な能力」と言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。

つまり、小学校で、いろいろな事を学ぶことになりますが、それらを理解していく力のことです。 具体的にどのような事をいうのか?は次回に述べることにします。

お受験の勉強を楽しんでいる子供とは?

勉強を楽しんでいる子供とそうでない子は簡単に見分けられることをご存じですか? とても簡単です。 お受験に関しての何らかの問題でもいいですし、工作や運動でもかまいません。 それらを行っている時の子供の表情を見て下さい。

楽しみながらワイワイと行っている姿、または、真剣にそれに対して静かではありますが集中して行っている姿が見られたら、その子は本当にお受験の勉強を楽しんでいると言えると思います。 

逆に何でも投げやりでいい加減! つまらなそうであれば、楽しんでいないということです。

勉強を「楽しむ」というのは、どこか遊園地などに行って楽しんでいるのとは異なります。 自分自身の能力を出し切って達成していく喜びを感じているということなのです。

そういった「楽しみ方」を見つけてあげるようにすることも大切ですね!

子供の興味を見つけることが大切

子供が受験を楽しむことが大切という話をしましたが、そのためには、子供が興味を持っているものを見つけるか、興味を持たせる努力をすることが必要です。

子供が興味を持つことというのは、達成感を自ら感じるといった体験でより引き伸ばされます。

一度達成感を感じると、子供は自らそれを行おうと積極的に行動します。その繰り返しが自然と、多くの事を学ぶことにつながるわけです。

「受験を楽しむ子供」とはそうしたところから生まれてくるわけです。

そういう意味でも子どもの成果を認め、子供に自分の行ったことをしっかりと主張する姿勢とそれを理解してあげる態度が大人には必要なのです。

勉強を楽しませるには?

難関校を合格するには、「お受験の勉強を楽しむ」ことが大切だと先にお話しました。 

「受験勉強を楽しませることなんてできるのか?」とお思いの方も多いと思いますが、少しお考えください。

幼稚園、小学校受験での勉強って何でしょうか? それは決して机にかじりついて行う受験勉強ではないということなのです。

絵本や図鑑などを静かに見ながらいろいろと知識を吸収することをとても楽しいと感じる子供もいますし、絵画や工作など創造性を発揮することを楽しいと感じる子供もいるのです。

そのどちらもが、勉強であることには変わりありませんし、逆を言えば、どちらを得意な子供をどの学校が合格させるかはその学校の特色によります。

 つまり、子供の個性をいち早く見つけて楽しく勉強させ、その個性を生かせる学校を選ぶことも大切と言えるでしょう。

お受験で、難関校合格! なぜこの子が?

よくあるケースとして、「ダメ元で受けたのに受かってしまった!」 そういったことは、意外とよくあることかも知れません。  お受験ですから、合否の判断基準は、学校機密ともいえることで、絶対に一般には公開されません。

「難関校合格●●%」といった塾や教室も多いのですが、決して、必ず合格するノウハウなんてものは持っていないのです。あくまでも過去の確率から判断していることなのですよ。

ただし、一言だけ言えることとしては、合格する子は、たとえば幼児教室や塾に行くことを「楽しんでいる」ということに尽きるようですね!

つまり、勉強することや、いろいろな体験をすることに自分自身で興味を持って取り組んでいるということなのです。

お受験することすら、そういった子供が確実に理解をしているかどうかはわかりません。ただ。そのための準備をすごく楽しむことで、自分の興味がそこに集中して、いろいろな問題が出てきても、自分でそこにある「なぜ?」を解決しようとするわけです。

合格する子供は、その子の良さや個性を試験官が感じ取っているからだといってもよいのかもしれません

お受験準備での学習の怖さ

お受験といえば、どうしても受験勉強となってしまいます。 しかし、机の上の勉強ばかりでは、単に「知識を詰め込むだけ」になってしまいます。学校の欲しているのは、子供らしい子供!! 好奇心や意欲を持って何事も積極的にチャレンジしようとする子供なのです。そういったことは机の上の勉強ばかりでは育ちませんよね。

そうしたペーパーの勉強ばかりで、間違いを指摘されてばかりいたらば自分に自信を持つことはできるでしょうか?仮に正解ばかりを出すことができても、正しい答えを出すためのテクニックばかりが身に付き、その先の応用力は身につくでしょうか?

有名な私立の学校では、最近は、進学校になるのではなく、その学校の校風にあった子供を育てたいと考えているようです。 是非、気になる学校があったら、その学校のホームページをじっくりとお読みになって下さい。 受験塾のように「000大学進学率●%!」などといったことは一切書かれていないはずです。

子供としての魅力が大事!

お受験に大切な子供の素養って何でしょう?  頭の良い子? それとも活発な子? 意外とお受験を考えているご父兄の方が見落としている点がここにあります。

子供としての魅力がある子が、概して好かれているようですね。 いわゆる、「子供らしい子供」といったらよいのでしょうか?

いつもにこにこしていて、明るくて、「こんにちは!」「いただきます!」「さようなら!」とあいさつがはきはきとできる子ということになります。

いくら頭が良くても、スポーツが万能でも、発育段階にあるのです。人間としての基礎的な魅力があってこそということなのでしょうね。

 勿論、子供にもそれぞれ個性がありますので、個性は尊重しなければなりません。 しかしながら、そういう個性を育てていくのが親の役割でもあるわけです。  とはいえ、「明るい子供」にしろ!というのではなく、何にしても積極的に自分から行動し、それが楽しいと思える子供にすることが大切だと思います。

明るい子供に育てるために

合格に大切なことは、「明るい」「積極的な」子供であるということは前回お話しました。 

では、どのようにしたら、そういった子供に育つのでしょう?

何をやるにしても「積極的に楽しく」できるということは、自分の行うことを肯定的に考えているからです。 子供とは基本的にまだ親との関係が密接にかかわっています。親との信頼関係があって初めて、心が安定して、親から認められた体験を積み、それを自分で「達成した」という喜びを感じながら、積極性を伸ばしていくものです。

お受験では、こういった親子関係の健全さもまた見られているといっても過言ではないでしょう。

子供の行うことを何でも親が干渉してしまっては、子供は神経質ですぐに親の顔色をうかがう子供になってしまいます。

自分に自信をもって、それを親も分かってくれると子供が理解していると、仮に何か失敗することがあっても自然と立ち直る術が身につくものなのです。

お受験で学校が必要としているもの

お受験においては、もちろん、子供の性格は大切な要素であることは間違いありません。 では、学力を学校側はどのようにみているのでしょう?

優秀な子供たちを取りたいというのは学校側の本音でもあるとは思いますが、一般的には、生半可な知識だけの頭でっかちな子供はいらないと考えているようです。

基本的に、必要とされているのは、入学してからその学校での学習に必要とされる「基礎力」であるようです。

「頭は良いけど、どうも体力的に問題があったり、病気がち」であっては、学校側からの合格をもらうことはなかなかできないでしょうね。

先生の考え方は、「健康第一、体力も人並み、安定した性格で、学校の勉強にも普通についていける! そういう子供であれば、あと、その子の素養を伸ばすのは学校に任せて下さい!」といったことなのです。

勿論、学校には募集定員がありますので、そういった子すべてを取ることはできないのですが、基本の基本がこういったところにあるということはぜひとも心にとめておく必要があるのではないでしょうか?

« 前のページ次のページ »